幼児教育無料化に騙される
幼児教育無料化が閣議決定しましたね。
ただ、ニュースを見る限り細かいことが決まっていないような。。。
上限が25700円と言われてましたが、
閣議決定された内容には上限の明記がありませんでした。
これは完全無償化と考えてもいいのでしょうか?
うちには現在年少の息子がいます。
よく小学生のママ友に「無償化でしょ?いいね!」って言われますけど、
本当にそうなのでしょうか?
実は、現在、
私立幼稚園就園奨励費補助金 という制度があります。
今、小学三年生の娘がいると、年少の息子は二人目と計算されるので、
補助金は185000円出ます!!(家庭の収入状況によりますが、大体の世帯で二人目なら185000円出ていると思います。)
本当にありがたい補助金です。
お姉ちゃんが四年生になると、年中の息子は一人目として数えるので(そもそも年齢差がある兄弟に不公平な制度と思います)、補助金が62200円出ます。
二人目と比べると半額以下ですが、月に5000円程度の補助が出るのでありがたいです。
誰も比べてもいないし発表もしていないので分かりませんが、
2019年10月から幼児教育無料化になるなら、
この私立幼稚園就園奨励費補助金はなくなるでしょう。
補助金を計算しないで、現在 幼稚園が月に3万円程かかるので、
3万円×12月で 36万円かかっています。
これが全部無料になるかと言われればそうではないのです。
3万円のうち、バス代、教材費、冷暖房費、給食代、行事費は無償にならないのです。
なので、正直いまの私立幼稚園就園奨励費補助金とさほど変わらないような・・・。
しかも、無償化とともに消費税10%が始まります。
今、幼稚園に入っている子ども達はこれから長い間消費税10%を支払う必要があります。
小学校入学のためのランドセルも、習い事も、学校で使う道具もすべて10%です。
現在、幼稚園に通わせているママとして、
冷静に今の制度とこれからの制度を比べた時に、
幼児教育無償化という言葉に騙されている!
と思います。
幼児教育無償化という言葉で、増税に対しての意識を向けさせないようにしています。
また、保育園に行っている子に対しても、
保育料から給食費が分けらることになったので、完全無料にはなりません。
給食費は別で払います。(幼稚園も給食費は、授業料に含めないので一緒ですね)
今まで保育料は3人目無料となっていましたが、これも全員が幼児教育無料化になるので、今まで完全無料だった3人目は、給食費の負担が増えると思われます。
(保育園は、給食費を保育料に含めていました。年少以上から主食費として園によって上乗せ分の数百円を徴収している形をとっているところが多いです)
幼児教育無料化するなら保育園増やしたほうがいい、
保育士の待遇改善したほうがいい
大学授業料を無料に
と色々な声がありますが、どの世代でもお金がかかる時代です。
数年前までは100円で買えたものが今は買えません。
ガソリン代も、家電も数年前と比べて値上がりしているのは明らかです。
どの世代が得するというより、全世代が住みやすく、暮らしやすい
世の中になるように税金を使ってほしいです。
そして、将来への不安がない日本を作ってほしいです。
幼児教育無償化で子どもを産みやすくなるというわけではないのです。
将来への不安を取り除いてこその、少子化対策だと思います。
もちろん、私立幼稚園就園奨励費補助金や幼児教育無償化の恩恵を受ける
私たちは、子ども達のために大切に使いたいと思います。
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